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繊維産業の危機 

アパレルでは、例年ならもうこの時期は秋冬物の企画も受注も大体終わって、デザイナーは来年の春夏物の企画をする頃なのですが、今年は何か様子が違います。

毎年3月~5月に行われる秋冬物の展示会(受注会)・・・、そしてその1ヵ月後には大体、今年の量産数や今年のデザイン・色の傾向などが見えてくるのですが、今年の展示会の結果はどこも厳しいものに・・・。
大阪の某アパレルさんは、あまりにも結果が悪かったので、企画を変えて再度展示会をやり直すらしい・・・。東京の取引先では、展示会サンプルの4割がボツに・・・。

もちろんその傾向は、中堅アパレルだけでなく、私たちデザイナー達にも及んでいて、お店のオーナーさんやバイヤーさんから話を聞くと、ここ最近の売り上げ状況はかなりシビアな様子。


どうやらこの傾向、道路特定財源や揮発油税など政治に不信を感じるようになった去年の10月頃から顕著になり始め、追い討ちを掛けるようにこの春からの社会保障の問題や生活必需品の値上がりで、最近では消費者の気持ちは将来に対する不安が大きいせいではないか・・・と分析する人も。
ただ、だからといってバイヤーさんが買え控えていては、結局そのしわ寄せは、工場や作り手の方へ・・・。

Blog用写真
  今年の秋冬のストールとマフラー。どちらも国内ニッターさんの手編みです。


先日、都内のニット工場の取締役の方と話しをして「今年もまたまた日本の工場は潰れるね~~。」なんて言っていました。
最近は、サンプルの数ばかり増えて、ひどい時は量産は中国の工場に仕事を移動してしまう業者もあるそうで工場からしたら本当に死活問題です。
それもそうです。(+o+)
サンプル作るのが、一番大変で、時間と労力もすごくたくさん掛かるのですから。

私たちデザイナーはまだ、たとえばニットが売れない時は布帛を作ったりブラウスを作ったりしてアイテムバランスで調節することも可能ですが、機械などの資本を入れている工場はそういうわけには行きません。

このまま行くと、今年の秋冬は、もしかしたらお店に商品が足りなくなるかも・・・、知れませんね。

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