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2013AWのレディスニット 

4月の展示会に向けてレディスニットの追加デザインを企画中です。

今日は編み機を使って試編みを色々・・・。
リブ機を使うのは、ちょっと久しぶりです。

自分で手を動かすと失敗した試編みの中から偶然面白い編地を思いついたり。
そうだ!こんなテクニックもやってみよう!とか
紙の上だけでは思い浮かばないデザインが出てきます。

海外で大量生産をするアパレルメーカーと違い、
国内で生産するニットならではの楽しさ、新鮮さが着て下さる方々に伝わればいいなと思いつつ、今日も地道な作業を続けています。

編み物って本当に奥が深いです。


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家庭編み機はブラザーとシルバーせ生産していましたが、
どちらも数年前に販売が中止になっている為、故障をしてもなかなか修理屋さんが見つかりません。
自分で定期的にメンテナンスして、大切に大切に使っています。

皆さんに家庭機の能力の高さが実感できる仕事をして行きたいと思います。

2013年AWもガンバロ。^-^


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メンズの展示会開催中 

今週より、メンズの展示会を東京・千駄ヶ谷にある営業代行会社さんで開催して頂いています。
今回のテーマは編み込み柄を中心とした『ノルディック』。
綿カシミアや綿リネン等の相ものから始まり、モヘアのプルオーバーやブリティッシュウールなどのニットJKなどアイテム的にも変化を楽しめる構成です。

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自主企画のレディスと違い、メンズは営業の皆さんとも話し合い、男性社員の皆さんに着心地を確認ながら創りこんで行くので、また違った服作りの楽しみがあります。
商品を創っていくって本当に楽しいです。


今回も弊社自慢の最強ニッターさん達により丁寧に美しい仕上げです。
機械の部分はパターンに合わせて成型し、
ハンドの部分は一針一針丁寧に、
接ぎ合わせも全て手作業。
本当にニッターさんには足を向けて寝れません。
大切なパートナー達です。

コピー ~ 121228_084138 (1)

衿や前立て部分は手作業が綺麗。
「手加減」とは良く言ったもので、機械で編むと、「加減」が出来ないので、どうしても味気ないものになりがちですが、手作業はそんなことがありません。

展示会で受注を頂いてから、糸の手配をしていざ作成。
営業会社を経由して、お店に入り、お客様のお目に触れるのは今年8月から9月です。
長い長い道のりを経て各地に送られていく商品達。
一枚一枚が大切なわが子です。